訪問サービスは難しいがやりがいに溢れている。なのに・・
こんにちは、金児です。
連日の更新です。
少し戯言を。
私は理学療法士という資格を持ちながら、訪問リハビリテーションを6年ほど提供しておりました。
その間にみた利用者さんの総数は実に数百から千人近いと推測します。
たくさんの人と出会い、話し、向き合ってきたからこそ訪問サービスの仕事の難しさや面白さを知っています。(もっと長く従事している方には笑われそうですが。)
人はみんな違う。
生きてきた環境も歴史も性格も家族構成も何もかも。
近い人はいても同じ人はいないのです。
だから
「風呂に入りたい!」とか
「外に出かけたい!」とか
見た目は同じニーズでも提供するサービスの内容は細かくは全て違ってきます。
だからこそ提供する側の影響を強く受けるし、その人の関わりによって生活自体が大きく変わってきます。
同じ事を続けるルーティーンな仕事とは真逆にある仕事であると考えています。
訪問介護はその人の生活にダイレクトに入っていくので、否が応でも近い関係になっていきます。
これはやりがいを持つ反面、利用者さんに対して非常に大きな影響力を持つため、リスクも大きくなってきます。
ある時は、利用者さんにとって家族のような関わりにもなるだろうし、あるときは目の敵になる怖さを孕んでいます。
これらを総じて、簡単に替えの効かない仕事であると言えると思うのです。
ここからが本題。
これだけやりがいがあって替えの効かない仕事なのに、常勤スタッフが少なく、登録ヘルパーさんが現場に多いのが現状です。
これは常勤が良くて登録ヘルパーさんがよくないとかそういった次元の話ではなく、純粋になり手が少ないのです。
下記の記事は今回のコロナ禍での訪問介護に対する人手不足に対する政府の対策の記事です。現場経験があれば、初任者研修などの資格がなくとも介護サービスに当たる事を事実的に許可しています。それだけ人手が足りないのです。
コロナ影響で失業者が多く仕事を探している人が多いのにも関わらず、働き手の確保が難しいのは、訪問介護に対するイメージを反映しているといって良いでしょう。
私はこのイメージを変えたいと思っています。
確かに楽でないし、しんどいこともたくさんある、そんな仕事ではあるけど冒頭に書いた通りやりがいに溢れた仕事です。以前会社のブログにも書きましたが、金銭的にもしっかりと報酬ももらえるはずです。
こういった事をしっかりと伝え、実践していきたいと考えています。
そのためには、地に足をつけて全力で取り組んでいかなければなりません。
そしてそれは私だけではどうにもならず、たくさんの人の力を借りながらでなければなしえないのです。
”この思いに共感してくれた人と作り上げていきたい。”
そんな人との出会いを心から待っています。
申し込みは下記のバナーより^^
私と話してみたいというだけでも構いませんよ!
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